朝日ウッドテックの工場見学に行ってきました!!
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朝日ウッドテックの工場見学に行ってきました!!
皆様、こんにちは!!
今年も半分が終わりますね…
もうすぐ7月ですが、広島の梅雨入りはいつになるんでしょうか??
先日、今年度から当社の標準仕様となった朝日ウッドテックの工場&ショールーム見学に行ってきました!
新大阪から普段は乗らない電車を乗り継ぎ、揺られること約1時間!!
日本一小さなまち「忠岡町」に到着です!
そこからタクシーで工場まで移動したのですが、知らない町を走るって楽しいですね!!
広島とは違った道が見れました!
最初に忠岡町と工場の説明をしていただいたのですが、なんと忠岡町は“マエケン”の出身地とのこと!!
広島との縁を感じました~
今回、私たちが見学させていただいたのは、忠岡工場と朝日銘木、商品技術開発センターです。
事務所1階には、ご神木の「欅玉杢(けやきたまもく)」が鎮座されていました。
昭和29年9月13日の台風12号により、愛媛県にある三嶋神社のご神木とされていた欅の大樹が、本殿並びに拝殿に倒れかかり大破する被害が発生。
その復興再建のため、ご神木が伐採され、製材されたものがこの「欅玉杢」だそうです。
現地に木挽き職人を4~5名派遣、盤木にして船便と木材燃料の2tトラック数十台で大阪に搬送。
その内、全面玉杢・最大幅の逸品を記念品として保管することになった欅材の超一級品です。
美しい杢目でした。
工場に入る前に水中貯木場を見せていただきました。
皆様、木を水の中で保存するって知っていましたか?
木はしっかり乾燥させないと、反ったり割れたりして建材としては使えません。
伐採された直後の木材は、含水率が50~200%。
陸上でそのまま保管しておくと、乾燥して割れてしまいます。
丸太を製材する前に、丸太の割れを防ぐ場所として誕生したのが、水中貯木場です。
「水に入れて保管するなんて、木の含水率が高まってしまうのでは?」と思うかもしれませんが、水中で保管した後に乾燥させると、ひび割れが発生する確率が下がり、なおかつ乾燥期間が短く済むそうです。
ビックリですよね!
一度、水中貯木を見てみたいと思っていたので、思わずテンションが上がりました!!
工場では、実際の製造工程を見せていただきました!
一つ一つの工程を丁寧に作業されており、とても勉強になりました。
私が一番興味深かったのは、工場で小割された板子と呼ばれる角材を床材のデザインヘ組み上げる工程です。
この工程を木組みと呼ぶらしいのですが、山根木材では木組みというと家の骨組みを設計することを言います。
業界によって一つの言葉にもいろんな意味があるんだなと思いました。
この木組みが床材の意匠品質を決定づける極めて重要な工程となるそうです。
朝日ウッドテックさんの中でも、数えるほどしかできる人がいないとか…
キャラクターの入り方のバランスをとりながら、床のピースをどのように組み合わせるか。
熟練の職人の手作業でしか出来ない、素材の力とその木の魅力を引き出す仕事です。
詳しくはこちら
↓
フローリングができるまで
https://lab.woodtec.co.jp/flooring/manufacturing-process/#section-3
工場を見学した後は、商品技術開発センター「CO-LAB」にて、床衝撃音実験や光の違いによるキャラクターの見え方の違いなどを実際に体験させていただきました。
盛りだくさんの内容で、改めて木を知るいい機会になりました。
最後は、街中まで戻ってショールームを見学。
とってもきれいなショールームで、展示の見せ方について参考になりました!
当社の標準仕様の床材ですし、皆様にも朝日ウッドテックの床材の良さを知っていただきたい!!
ということで、「本社納得すまいる館」の床材コーナー改装します!!
今週末には工事が完了しておりますので、ぜひ「納得すまいる館」で見て触れてご体感ください!
樹種について詳しく知りたい方は下記ブログをチェック!!
↓
木の物語① ブラックウォルナット
https://www.home-yamane.jp/blog/blog1681
木の物語② ハードメイプル
https://www.home-yamane.jp/blog/blog1827