建築地のあるある
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建築地のあるある
こんにちは。東広島営業所の船橋です。
今回は建築地のあるあるで、よくご相談に来られる、所有している田で建築可能か について
お伝えいたします。
所有している田で建築する上で、ポイントは大きく2つあります。
①住宅を建築するために、法規上の問題を解決できるか
②住宅用地にするために、掛かる費用はいくらか
①に関しては、以下がポイントです。
・所有されている田=農地を宅地に変更できるか
田といっても、場所によって国や県から農用地として推進され、すぐに宅地に変更できない所もあります。
一方、あっさり宅地に出来る場所もあり、市役所の関係部署にお尋ねすることが必要です。
・所有されている田のエリアが市街化調整区域に入っていたら
市街化調整区域での建築は、都市計画法の許認可を受けないと住宅建築の許可が出ないことが多いです。
分家申請、50戸連たんなど、各市町村に設けられた開発審査会提案基準を見ながら、自分がどの提案基準に該当
するのか確認しないといけません。こちらも、市役所の関係部署に確認することが必要です。
上記に記載したポイントを全てクリアしないと、田で建築することが出来ないこともありますので、プロ(住宅会社)
にいろいろ相談し、判断してもらうことをお勧めします。
②に関しては、以下がポイントです。
実際に田として使用している土地に建物を計画する場合、土の入れ替えをどうするかをよく質問されます。
田として使用しているということは、水が抜けないように肥土の下には粘土が敷いてあります。深さは約60㎝程度です。
このままでは水が抜けない土地になります。
敷地全ての土を入れ替えるとなると莫大な費用になるので、その範囲はご提案させていただきます。
また、生活するためには給水が必要です。
水を使用したら、その排水をどういった経路で放流するかも考えておかなければなりません。
一声掛けていただければ、市の指定する水道業者さんに調査してもらうよう手配できます。
上記の2点をクリアすれば、ほぼ建築は可能であると考えられます。
これらの調査に関する費用はいただきませんので、ご安心ください。
まずは、お気軽にご相談ください。