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省令準耐火構造 ~火災保険がお得になる?!~

省令準耐火構造 ~火災保険がお得になる?!~

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省令準耐火構造 ~火災保険がお得になる?!~

2020年3月の商談物件から山根木材の標準仕様になった「省令準耐火構造」についてご紹介します


省令準耐火構造とは・・・?

建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。

特徴として「外部からの延焼防止」、「各室防火」、「他室への延焼遅延」が挙げられます。

分かりやすく言うと、火を外部からもらわない、燃え広がらせないということです。



「外部からの延焼防止」

隣家からのもらい火に備えて、屋根や外壁、軒裏を防火性の高い構造とします。

省令準耐火構造では、屋根を市街地での火災を想定した火の粉による建築物の火災を防止できるよう

不燃材で葺くこととしています。また、外壁及び軒裏は、建築基準法の防火構造としています。

《防火構造の外壁材例》

ニチハ:シントアプレミアム シントアMGホワイト30 ※山根木材110周年モデルにて使用

このシントアプレミアムという商品は耐火等級4の外壁材です。

ニチハHP>>>


「各室防火」

火災を最小限に食い止めるには、発生源とその他部分とを完全に仕切る「防火区画化」が重要となります。

省令準耐火構造では、各室を区画する構造とするため、火が他室に燃え広がりにくくなっています。

加えて、室内の内側(壁・天井)には火に強い石こうボードを使用します。

火が柱などの構造材に燃え移るまでには相当時間がかかることにより避難や初期消火が可能となります。


「他室への延焼遅延」

内部で火災が起こった際、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がってしまいます。

火が住宅全体に広がりにくくするため、火災の通り道となる壁や天井内部の要所(壁の内部などの取合部)に

木材や断熱材のファイヤーストップ材を設けます。

ざっくりとご説明しましたが、細かく分けると上階に床がある場合・ない場合でも仕様が違いますし、

ファイヤーストップもいくつかのやり方があります。

すごく文字にするのが難しい内容ですので、詳しく知りたい方はお問い合わせください!


さて、省令準耐火構造についてお話ししましたが、もう一つメリットがございます。

それは、「火災保険料がお得になる」ことです。

何を隠そう、省令準耐火構造ではずっと払い続ける火災保険が約46%も安くなります。

※プランや保険会社によって保険料は異なります。


でも建材費が上がるんじゃ・・・と思う方必見!

山根木材の標準仕様で、すでに省令準耐火構造になっております!

いいこと尽くしの山根木材の標準仕様《省令準耐火構造》

分からない事、聞きたい事などお気軽にどうぞ!

山根木材の標準仕様「まいにちも まんいちも」>>>

省令準耐火構造について

住宅金融支援機構 フラット35 省令準耐火構造の住宅とは(外部リンク)>>>


※おまけ※

よく軒裏に木を貼りたいといわれる方がいます!

雨にも当たらないし、木の経年変化を楽しむ事ができます。

木のいい香りもします。

しかし、軒裏も不燃材にしなければ省令準耐火構造に適合できませんので注意が必要です。


・・・省令準耐火構造にして火災保険を安くするか、軒裏を木にして楽しむか・・・


これで悩まれている方に出会った事があります。

結局、木にして香りと見た目を楽しむことにしたそうです。


不燃材で木の見た目であれば、山根木材110周年モデルの軒裏みたいな

商品もありますのでぜひこちらも検討してみてください!

山根木材110周年モデル>>>