仲良く暮らすための工夫にあふれた家《広島市中区/注文住宅》
適材適所の収納スペースで機能的な家事動線を確保
ご夫婦2人とも同じ会社に勤務し、2年前に東京から地元広島に転勤としてUターン。
しばらく広島市内の分譲賃貸のマンションに暮らしていたが、「今後もし転勤があっても、暮らしの拠点を広島に置きたい」と一戸建ての家を持つことを決めた。
ちょうど長男が小学校に上がるタイミング。
保育園時代の友人と同じ学区で、職場にも近い地域を選んだ。
山根木材を知ったのは住宅展示場。
木材をふんだんに使った和風建築と現代的なセンスの両方に心ひかれたという。
建築場所は中区の住宅密集地。
気になる採光は東向きのリビングに吹き抜けをつくることで解決。
「吹き抜けは寒いんじゃないかと心配でしたが、断熱性が高いから冬でも暖かいです」とご主人はうれしそうだ。
共働きのご夫婦と元気いっぱいの兄弟が仲良く暮らすための工夫
共働きとあって、なるべく効率のいい家事動線をつくることも忘れていない。
室内のあちらこちらに大きめの収納スペースを設けており、なかでも洗面脱衣室には物干しスペースも設置。
シンプルな中に、さりげなく個性を取り入れる工夫も。トイレや洗面所などプライベートな空間は、奥さまの好きなマリメッコの壁紙を選び、暮らしを楽しんでいる。
リビングの一角に普段着用のクローゼットも。
そしてキッチン横には子どもたちの学用品置き場をつくり、ダイニングテーブルをスタディコーナーにした。
LDKの床は無垢のナラ材を使ったシンプルな空間。
1階だけで暮らしを完結できるので、共働きでも家族の時間を取ることができる工夫にあふれた家だ。