光にこだわった家《広島市西区/注文住宅》
ライティングと採光の工夫で三世代の快適をつくる。
特徴的な土地の形を活かした奥行きを感じられる住まい。
世代の違う6人がそれぞれの生活スタイルを守りながら、みんながリラックスできる空間を生んだのは『光』と『陰』へのこだわりでした。
ご両親が暮らしていた土地に家を建て替え、二世帯での同居生活を始めることになったY様。
細長い土地であることをポジティブに捉え、知恵と工夫で奥行きのある魅力的な家を創り出しました。
Y様邸のテーマは『光』
西側の庭へ向けて大きな窓を配して、リビングに太陽の光を採り込みながら、南側に吹き抜けを設けることでしっかりと明るさを確保。
さらに、ご主人が最もこだわったライティングは、縦長の間接照明、テーブルやキッチンを照らすスポット照明など、必要なときに必要な量を灯すシステムを導入しています。
また、壁を珪藻土にすることで間接照明の光に独特の陰影が加わっています。
上品な間接照明で落ち着く雰囲気のトイレは奥さまご自慢の空間。
浴室は幻想的なブルーのライトで体も心もリラックスできます。
「照明はシミュレーションするのが難しいので、居心地の良いカフェなどを参考にして、約1年かけてプランしました」
という甲斐もあり、陰影から生まれる立体感が美しい室内が完成しました。
朝食はそれぞれの時間にカウンターで、夜は家族そろって座敷で、と使い分けられるLDKは6人のコミュニケーションスペースに。
天井に張られた杉の良い香りが部屋全体に漂います。
そして、ご両親にはウォークインクローゼットのある部屋、ご夫婦はほどよい広さが居心地のよいセカンドリビングのある部屋と、プライベートの空間もしっかり確保しています。
ご夫婦とお子さまの寝室は、壁・天井・畳を茶色に揃えることで落ち着く寝室となりました。
ロフト付きの洋室は将来的にはお子さまのお部屋になる予定です。
生活リズムの異なる6人が、やさしい明かりの下で自分らしく暮らす。
そんな理想を叶える素敵なお家です。