無節の桧を使った大黒柱のある家《呉市/注文住宅》
ブラックウォールナットの床と白い壁のコントラストが美しいリビング。
そこで目を惹くのはキッチンの横に据えられた白木の柱。
無節の桧という貴重な木を「わが家のシンボルにしたい」というご主人こだわりの大黒柱だ。
木材会社にお勤めのご主人は、1年以上かけて、慎重にパートナーとなる住宅メーカー選びをした。
大手ハウスメーカーをはじめ、あらゆる会社と打合せを重ねた結果、「構造面で最も信頼できる」という理由で、山根木材を家づくりのパートナーに選んだ。
柱の一致率が高いため、地震に強い家となっている。
奥さまが希望されたのはカントリー調の白いキッチンと、2畳分の広さをとったパントリー。
少し高めのキッチンカウンターにはコレクションの雑貨をディスプレイ。
キッチンカウンターの下にニッチを設けることで調味料などをすっきりと収納できる。
パントリーは、奥行きが浅めの棚を付けることで、物が探しやすくなっている。
「今まであふれていた物がゆったり置けるし、物を探す時間もずいぶん省けました。パントリーはみんなにおすすめしたいですね」と奥さま。
その他の部屋にもたっぷりと収納をとっているので、家具はほとんど必要ない。
子ども部屋には収納の他に絵本やおもちゃが整理できる棚を設置。
アイアン調のレールを使ったカーテンは、奥さまのお気に入りのひとつ。
「まとまりのない希望でも、イメージ通りにプランしてくれる。インテリアコーディネーターさんのアドバイスは本当に的確ですよ」とY様。
家族みんなの「好き」があふれる家とともに、笑顔いっぱいで子どもたちとの毎日を楽しんでいる。
重厚感がある全面タイルの壁面は汚れに強く美しさも長持ちする。
門まわりは外壁と同じタイルとアイアンのフェンスで上質感を演出した。
堂々たる佇まいの中に、奥さま好みのインテリアをプラスすることで、子どもたちと毎日楽しく過ごせる住まいが完成した。