野球専用の部室がある家《福山市/注文住宅》
部室と動線の工夫で叶える野球大好き親子の快適な暮らし
野球漬けの毎日をおくる子どもたちのために、ご夫婦が考えた動線の工夫とロッカーのある部室。
快適な空間で三世代が明るくのびのびと暮らしている。
同じ敷地で別棟に暮らしていたご家族とお母さまが、7人で暮らす二世帯住宅を建てることになったM様。
「他社が4人家族の標準プランで提案してきた中で、7人家族の私たちに合わせたプランをつくってくれたことに感激して」と山根木材を家づくりのパートナーとしてお選びいただきました。
ご主人と3人の息子さんが野球に熱中しているM様の家では、練習や試合のたびに泥んこのユニフォームで部屋が汚れてしまうのが悩みのタネでした。
頑張る子どもたちを応援しつつも、家はきれいにしていたいと思う奥さまが、ご主人とともに考えたのが動線の工夫。
練習から帰宅したら裏玄関からすぐに脱衣室へ。
野球道具は反対側の通称“部室”へ置くという効率的な動線で、汚れも臭いもリビングまで持ち込ませないようにしたのです。
ユニフォームやバッグが収まる4人分のロッカーを備えた部室は野球仲間にも好評です。
また、いちばん長く家族が過ごすリビングを南東にして、たっぷりと太陽がそそぐ心地よい空間に。
L字の間取りにすることで高い採光性を確保しました。
野球で疲れた男性陣は、テレビ前の畳スペースに寝転んでリラックスするのが習慣になりました。
大勢の親戚が泊まれるよう十分な広さを確保した二間続きの和室。
子どもたちが成長しても、余裕を感じながら暮らせるよう廊下や階段を広めにとるなど細かい部分まで配慮しています。
寝室は木のパネルで天井の一部を下げてやわらかな光を灯す間接照明に。
2階に5部屋設けたことで、採光性を高めるのが非常に難しかったのですが、L字型の間取りにしたり、北側の階段を吹き抜けにしたりといった工夫で、できる限り太陽の光を採り込み、明るくて心地よい家を実現しています。